単車活動記

みすかと申します!パチンコ大好きな情報工学系大学生が、バイクを弄ったりパチンコで惨敗した記録を記事にしています。

120ccスーパーディオの製作 3

へいへいへいへいへいへいへーーい!!!!

みぃすかすてぃぇんてぃえんでごせぇあぇぇやす!!(異常なハイテンション)

 

就職活動が終わりました!!!

あと残すところは卒業研究のみです!

 

さて今回も120ccスーパーディオの製作、もといエンジン部分の製作の続きをやって行きます。

 

前回はエンジン自体の切削加工のみで終わっていましたね。

 

今回はベアリング圧入からクランクインストール、腰上の完成までお送りします。(とは言え作業中に写真撮るのが難しくあまりありませんが)

 

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写真は友達に手伝ってもらっているところです。

この辺は調べてもらうと分かりますが、バーナーでベアリングの穴付近を熱し、熱膨張を利用して入れていきます。

参考までにですが、2分30秒加熱した後ベアリングを入れると叩く必要なくスポッと入ります。

 

この作業を両サイド行い、クランクを入れましたが、前回行った切削加工が足りずクランクシャフトが干渉してしまい、回転に支障が出た為再度ケース割を行いました。

しかし、これを行うと同時にクランクシャフト側にベアリングが残ってしまうという事が頻繁に起きます。

なのでベアリングセパレーターを買いました…

3000円ぐらいで……

 

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これとギアプーラーを組み合わせて使用する事でベアリングを外せます。

 

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そして再度圧入

 

からのシャフトインストール!

というのも、クランクシャフトインストーラーを使っているわけではなく、ライブディオのシャフトインストール動画で紹介されていたデカイワッシャーをたくさん噛ませて締め込んで行くと言うものをやっていました。

 

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すると……………

 

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(足写ってますごめんなさいw)

 

フライホイール側のナットが死亡しました。完全にネジ山が消滅し、意味のない穴の空いた鉄に………

 

さらにこのナットはピッチ1.25なので普通には売っていません。純正部品として注文するかないのです…

 

諦めて8000円近くするクランクシャフトインストーラーを買いました…

 

しかしまだ切削が足りず、上の工程を再度行い、やっと完成です。

 

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締め込む時には、ケース自体を固定するM6のボルトと交互に行う必要がありますが、あまり理解出来ず普通に締め込んだ為、ベアリングの内側が外に寄ってしまい回りの悪いクランクシャフトになったので、プーリー側から少し引いて調整…

 

初めての作業というものは怖いものですね…

 

さて、ここまでくるとあとは腰上です。

ボアアップの記事は腐るほどある通り割愛します。(写真撮り忘れてました)

一応作業工程履歴的な写真を残します。

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こんな感じで完成です。

3枚目の写真にはオイルポンプ穴隠しが入った状態でありますが、どうやら蓋をしないと1時圧縮ですっぽ抜けるらしいので、固定しなければなりません。

とは言え穴隠し付近にステーを固定できそうなところはなく、先人の知恵を借りようと調べても大事なところが抜けていて、どうやって固定しているのか分かりませんでした。

なので自分流のやり方を紹介します。

 

本来オイルポンプを固定していた横の溝のようなところにナットを入れ、M6ボルトとステーで固定します。

ナットはそのままでは入らない為、高さを削ります

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バイスプライヤーで掴み、棒ヤスリで削りました。

これを溝に入れます。

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穴隠しのところには微妙な段差があるので10円で蓋をします。

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あとは50mmのステーとワッシャーとボルトで…

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これでビクともしません。完成です。

 

以上で製作3の記事は終了です。

 

次にやる事が駆動系を完成させます。

 

このエンジンはAF27太軸エンジンをベースに加工しており、ファイナルギアカバーに付いているシャフトは12丁のギア、カウンターギアは42丁が付いています。

前回のチューニングで取り付けた17×42の2次側ギアを取り付けたとしても最終減速比は8.64になります。

AF28ZXのシャフトとカウンターギアを使うと最終減速比は7.79になります。これは大きな違いである為、現在走行可能な原付であるZXエンジンとカバーを交換してくる必要があります。

こちらに時間がかかるのと、クラッチも奪ってこようと思うので、中々時間がかかる予定です。

8月に長野ツーリングを予定していましたが、続く大雨により9月に、台風により10月になってしまった為、チューニングにもお金を割くことができません。

 

まあ長い目で見てください。

 

ちなみに120ccスーパーディオの製作シリーズはおそらく10回ぐらい行くと思います。

 

 

ではまた!