先週末、大学帰り中に原付に乗ると、なんとマフラーから異音が。
30kmあたりから、「ボッ!ボッ!」と破裂音のような音が聞こえてきて、このまま使うのはまずいという事で調べてみました。
そこで思い当たったのが、マフラーの詰まりです。 確かに、最近信号待ちのアイドリングでエンジンが止まる事がよくありました。
そろそろマフラー交換かなと思っていたところにこの惨状が起きたわけです。
その日はバイトがありました。
キッチンのおばちゃんに原付の症状を話してみた所、「2ストは詰まると凄い音がなる」と。
「寿司屋をやっていた頃、配達で詰まった原付のマフラーを主人が洗浄していた」と。
その発言が妙に腑に落ちて、「なるほど、マフラーの中を洗えば良いんだな」って思いました。
そこから、マフラーの中を洗浄する記事などを探していたら、パイプユニッシュをマフラーの中に満たして1日置くというものでした。
純正のマフラーを購入すると、ネット注文なので時間がかかるのと、3000円もするという事で、じゃあ中を洗っちまおうとなりました。
そしてパイプユニッシュを買ってきて
いざ、分解です
※この記事と同じ症状で参考にしようとしている方は、シートの外し方などについて、他のサイトをご覧ください。
そしてマフラーのエンド(排気する細い穴の方)からパイプユニッシュを流し込みます
この時、反対側のシリンダーとくっつく方は絶対に液漏れしないようにテープでガチガチにしておきましょう
僕は液漏れさせてしまいました、地面がピカピカになります。笑
マフラーの周りに着いてしまうと、断熱材が溶けてしまうので、拭くための捨てても良いタオルなど用意すると良いです。
ラップやビニール袋を張った状態で輪ゴムで止めるのも一つの手です(とゆうかそれをしたらよかった)
次の日は雨でしたがマフラーの中身を捨てるために友達の家に行ってホースを借りて、中身を抜きました。
それはそれは真っ黒の汚い液体が止まりませんでした(両手ゴム手袋&大雨の為写真がないことをお許しください)
そして家に帰ってマフラーをいざ装着して見た所、一瞬エンジンがかかったものの、「パン!」と大きな音がした後、エンジンが止まってしまいました。
ここからは何故エンジンがかからなくなってしまったのかひたすら謎に思って苦悩でした。
次の日、シートを外して見た所
プ、プラグが外れてる〜!?!?
プラグが外れてるのにエンジンがかかるわけがないですね。
プラグを装着後、いざエンジンに火を!
ここでやっとエンジンがかかりました。
そして試運転をして見た所、段差で「ボンッ!」普通の道で「ガタガタ」最高速が40km以上でない。
はぁ…………………………
という事で、ガスケットが必要という事を知りました(唐突)
マフラー交換など、取り外してからつける時は必ずガスケットと呼ばれるシリンダーとマフラーをくっつける部分に噛ませるパーツが必要らしいです。
ガスケットAmazonや楽天で買うことができるのですが、毎日大学もあって駅まで自転車で行くのは辛いので一刻も早く原付に乗りたかったのです。
火曜日の講義後半に「よし、2りんかんに行こう」と思いつき、帰りに明石にある2りんかんまで、明石駅から徒歩で行きました。
道中はまさに地獄でした。坂道が酷くて。
そしてスーパーディオ用のガスケットを発見
こいつさえあれば…完治するッッ!
家に帰り早速つけました
わかりにくいと思いますが、すでに着いていたガスケットです。
比較してみました
色の差が激しいですね。
ガスケットを装着して試運転してみたところ
異常なし!
8時頃だったので歩いたのもあって疲れて家に入り風呂上がった後、ちょっと走ろうと思いました。
そのまま友達の家に行き、周りを試運転したら
また異音が。エンジンの回転数を上げるとシート全体がドドドドと震えるような感じでバリバリ言ってました。
バリバリ言っている途中、友達が足でマフラーを抑えるとピタッと音が止みました。
そこで家に帰ってボルトを見てみると、取れかけていました。
ドライバー型のソケットで手で締めたのが原因だったみたいで、ラチェットでガチガチに締めてやりました。
これで完治です。今日駅まで走らせたのですが、レスポンスもよく、力強い走りでした。
以上でスーパーディオ(AF27)戦闘記でした。