どもども
前回予告した通り、エンジンハンガーの作成とリアサスの位置だしになります。
フレームとエンジンが近すぎると、チャンバーのエキパイが干渉してしまう。
フレームとエンジンが遠すぎると、リアサスのプリロードがシリンダーヘッドに干渉してしまう。
ということで絶妙な位置を出さないといけません。
今回使用しますサスペンションは
ライブディオ用の300mmとKNケツアゲキットで約350mmのサスペンションになります。
写真のように位置を固定し、エンジンハンガーの制作に必要な寸法を測るため完全に固定し位置を出します。
次に中古の純正エンジンハンガーを用意し、頭の出っぱった部分を切り飛ばした後、パイプをツラになるまで削ります。
これでおkです。
これで必要な長さが分かりました。
M10が入る外径約30mmの肉厚パイプが4本必要です。
これと四角のスチール端材を125mm溶接してエンジンハンガーは完成となります。
で、探してみましたがM10の入るパイプなんて無いのでM12のナットにM10のボルトを通すことでスペーサーの役割を果たしてもらいます。
30×30×700?ぐらいのL字端材を130mmで4つ切り、2つ合わせて溶接し四角を作ります。
さらに端材を短く切ったものを半分に割り、上下に蓋をします。
こいつに穴を開けてナットを溶接します。
こんな感じですね。
出来上がって取り付けたものがこちらです。
現物合わせしながら作ったわけではないので、少し長穴加工が必要だったり、ダブルナットでボルトを回しながら出ないと入って行かなかったり、数多くの困難にぶつかりました。
さらに、この状態でナットを強く締めてもシートに座ると動いてしまいプリロードがエンジンヘッドに当たり、そこに全体重が掛かってしまいます。
よって作ったエンジンハンガーをフレームと溶接でくっつけます。
赤丸の部分を溶接します。
ここは現状可動部分であり、現物を持っていき位置合わせを行いながら溶接するのが普通ですが、友達の家まで16kmリュックにフレームを積んだままバイクに乗って行けるはずもなく、渋々親を頼り車を出してもらいました。
で、突然ですが出来上がったのがこちらです。
ガソリンサブタンクのステーも溶接してます。
さらにブラックも吹いてます。
こいつを持って帰り組み上げると
良い感じにサスもヘッドに当たらずちゃんと固定出来ました。
ちなみにこのサスはモンキーのフレームに取り付けると、大幅に外側にオフセットするため斜めサスになり効かない可能性があるので、サスを入れるシャフトの外径切削を棒ヤスリとリューターで行いました。
死ぬほど大変でした。
これでフレーム編は終了になります。
あと残っているのは
・メインハーネス加工&電装品取り付け
・ハンドル周りパーツ
・冷却パーツ
・駆動部品
・排気管
です。
3月までに組む予定でしたが、予算不足で頓挫しそうになっています。
2月には卒業論文の制作&発表&提出があるため、1月末でバイトをやめるよう話してきました。
普通1年かけて論文書くモンじゃ無いんですかね?うちの研究室は1月いっぱいまで資料集めして2月で全ての論文を書き上げるってアホじゃないですか?
マジで夏休み最後の日まで宿題やらんやつレベルと思います。
それはさておき…完成まであと10万以上は必要ですが、バイトを辞めるためそんなに手に入りません。
仕事が始まって実家に帰った時だけバイクをいじるとなると何年かかるかわからないレベルです。
非常に困っています。バイクを引越しに持って行くと地元の友達とツーリング出来ません…
なんとか完成させてエンジンかけるところまでやりたいですね…
ではまた…